実は日本発祥!つけまつげの歴史

今ではコスメの定番として、誰もが知っているつけまつげ。けれども、一体いつどこで、誰が発明したのかというと、知っている人はほとんどいないのではないでしょうか。と言っても歴史の中で突然つけまつげが現れたわけではありません。

つけまつげはどの国で最初に作られたと思いますか?バサバサの濃ゆ~いまつげの元祖といえば、往年の女優や同時代のモデルたち、ブリジッド・バルドーやツイッギーなど、60年代のイメージが強いのではないでしょうか。当然、つけまつげもショウビズの本場、アメリカなどで作られたと思うでしょう。ところが、つけまつげが発明されたのは、なんと日本なのです!それも1930年代の話です。(つけまつげが実際に広く使われるようになったのは、もう少し後の時代になります。)しかも発明したのは、内田孝蔵医学博士…男性です。

なぜ男性のお医者さんがつけまつげを?ということについてですが、つけまつげを発明した内田博士は、もともと眼科のお医者さんです。ですが、1923年の関東大震災の際に顔面に火傷を負った人たちの治療をしているうちに「目を大きくする」という美容整形法を編み出しました。つまり「目を大きくすると美人」ということに気付き、その技術を確立させたのが、内田博士なのです。そして「目を大きくする」という目的に沿って、つけまつげが発明されたということですね。

では、なぜ日本で発明されたのか?ということですが、それはやはり、日本もといアジア人の特徴である一重瞼が一因と言えるでしょう。そもそも海外では、目よりも鼻の美容整形の方が多いと言われています。アジア系のコンプレックスが、日本独自の発明を生み出したのです。実際に今のようなつけまつげを商品化したのは、今でもアイプチやつけまつげで有名な「コージー本舗」です。それまでは髪の毛を使って、つけまつげを手作りしていたそうですが、大変な作業ですね…。普段何気なく使っているつけまつげには長い歴史があるのです。偉大な先人に感謝しながら、つけまつげの恩恵にあずかりましょう!